ランとらコラム

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厚くて重いフエルアルバムから薄くて軽いアルバムに入れ替え〜懐かしく、貴重な時間になりました〜

こんにちは、ちいです。

 

最近やってる緩やかな断捨離に関連して、どうしても気になってしまう子供の頃の写真が詰まったフエルアルバム。

 

決して写真を捨ててしまおう!なんて言うわけではありません。

フエルアルバムは立派な表紙と、1つづつ貼っていくステキなアルバムなんですが。

気になるポイントが、3つ。

1つ目は、あまりも場所を取る事

2つ目は、あまりにも重い事

3つ目は、古〜いアルバムの紙の部分にシミがついてしまっている事

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全部合わせて30cm弱の厚さ。大きい〜重い〜。

 

そこで、意を決して、

フエルアルバムの写真を全部抜く大作戦!

(池の水全部抜く大作戦  byテレビ東京、みたいな、(笑))

 

もちろん一気に全部抜くのではなく、ある程度抜いては(と言うか剥がしては)新しいアルバムに入れるという作業を延々と繰り返します。

 

フエルアルバムから入れ替えるのにおススメのアルバムはどれかな?とネット検索したら

私と同じような事を考える人はたくさんいるらしく、フエルアルバムから薄くて軽いアルバムに入れ替えたと言うブログが何件かヒット。

無印良品のアルバムをおススメしている人が何人かいます。

そこで早速、無印良品で3冊セット×2つ購入。

1冊でも売っていますが3冊セットだとケース入り。

 

さあ、やるぞー。

でも、どのくらいの期間が掛かるかしら?

と思いつつイザ!

 

1冊目は赤ちゃんの頃の写真。

生後3日目に母に抱かれた写真から始まっています。

 

うーん、なかなか剥がれない、、

ピンセットを間に入れつつ、ちょっと強引に引っ張ったら、少しだけ破れた。

_| ̄|○

でも大したことはないと、勢いで2枚目、生後15日目の写真に取り掛かります。

1枚剥がすのに、結構時間掛かるなあ、こりゃ大変。

でも、徐々にコツが分かってきました。

写真を剥がすというより、台紙の方を剥がすと上手くいくらしい。

ピンセットなんかは使わない方がいい。

古いアルバムの方はどうせ捨てるんだからと、折れ曲がるくらい大胆に反らせたりして、写真を剥がしていきます。

生後一年までは、毎月毎の写真があります。

愛だな〜。

剥がし方が上手くなってくると、最初の方のちょっと失敗気味で剥がした写真が気になります。

しかも最初の方の写真がより貴重。

あまりにも気になって何度も見てしまうので、全部やってから修復しよう!と、

後からスキャンして、できる範囲でパソコンで修復しする対象として付箋を貼っておきます。

 

2冊目に差し掛かるあたりで保育園へ入園。

姉との写真がたくさん。

しばらくすると、当時の我が家で皆んなのアイドルだった弟が登場。(←誕生)

保育園時代の写真は、とにかく運動会の写真でいっぱい。

我が家では、春と秋に行われる運動会が最も盛り上がるイベントでした。

1冊目より少し新しいので劣化が少なく、写真用紙も良くなっているので剥がしやすい。

2冊目か終わったところで1日目の作業は終了。

なんとここまでで4時間ぐらい掛かりました。

この調子だと何日も掛かりそう。

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これが一番の大物。厚さ5cm。

 

そして次の日3冊目にとりかかります。

家族にとって一番思い出深い家族旅行である南九州一周旅行の写真がたくさん。

和歌山の潮岬の近くにあった自宅から車で大阪まで行き、大阪からカーフェリーで九州に渡って家族5人でドライブ。

この頃はもう幼稚園の年長さんだったので写真を見ていると色んな事を懐かしく思い出します。

 

4冊目あたりからは小学校のお友達との写真が増え、忘れていた友達の名前を思い出します。

小学校入学の数ヶ月前のピアノの発表会で始まりの挨拶をした写真も。

ピアノの発表会では、小さい子から順にピアノを弾く事になっていて、2番目にピアノを弾く子が始まりの挨拶をする事になっていました。

(1番目の子は始まりの挨拶が終わり次第すぐにピアノを弾きます)

たまたま私が2番目にピアノを弾く事になったので、始まりの挨拶も担当する事に。

これが生涯初めての人前で話す機会でした。

まだ怖いもの知らずで、ドキドキよりワクワクが勝っていたのを思い出します。

 

5冊目あたりからは、写真を剥がす私の腕前が上がったのと、更に写真用紙や台紙が最初の方のアルバムよりも良くなっていることで、作業スピードが格段に上がります。

5冊目は、中学生時代の写真が中心で、この頃になると両親が撮ってくれた写真ではなく、友達が撮ってくれたものが多い。

中学3年生の夏に部活を引退した後から中学卒業までが学生時代で一番楽しかったな〜。

 

6冊目は、高校生時代の写真が中心。

高校生時代は一年生の時が一番楽しく、学年が上がる度に楽しさが半減。

結局、それ程勉強しなかったくせに、勉強しなきゃと思うだけは思って、漠然とした不安がありました。

 

この頃になると、1冊目では考えられなかった程スピードアップ。

作業前に、何日も掛かるのだろうと思っていたのに反して、あれれ?今夜中に出来ちゃうかもと思い始めます。

 

ついに最後の7冊目。

無事、大学に入学。

(#^.^#)

和歌山の田舎から、東京へ。

友達のほとんどは関西の大学に進学したので、ゴールデンウィークまではちょっとホームシック。

でも夏休みになる頃にはもうすっかり大学生活を満喫していました。

そして、そのまま東京に馴染み、東京で就職し結婚する事になろうとはその時には思いもよらなかったな〜。

 

これで、誕生から上京直後までの写真が詰まったフエルアルバム全7冊目の写真の入れ替えが完了!

2日目は夕方5時から夜中の12時まで、気がついたら7時間も作業をしていました。

前日の作業と合わせて約11時間。

疲れました。

それでも、家族の事を思ったり、懐かしい友達の事を思ったりする貴重な時間が持てて良かったです。

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新しいアルバム3冊半に収まりました。

 

そして何より、

フエルアルバムでは全部で厚さが30cm弱だったものが、新しいアルバムでは8cmくらいに収まり、幅も半分くらいになりました。

重さも圧倒的に軽くなり、古くなってシミのあったアルバムから新しくて綺麗なアルバムに写真をが収まりました。

これからは子供の頃の懐かしい写真を気軽に手に取る事が出来ます。