こんにちは、ちいです。
〜前回「ハワイドライブ〜ノースシェアへGo! 」からのつづきです〜
ハレイワタウンを抜け、ウミガメ出現スポットのラニアケアビーチに向かいます。
ハレイワタウンからは3kmちょっとで到着。
道路脇の駐車スペースに「いるかな?いるかな?カメさん。」と言いつつビーチに降りていくと。
人が集まっているところが!
「おー、いたいた。カメさん」
石と同化しています
ウミガメの周囲約3mのあたりに赤いロープが置かれていてそれ以上はウミガメに近づけないようになっています。
ボランティアの方が2人、
名前はヒバヒバ(She is・・・と言っていたのでどうやらメスのようです。)
体重105kg
50歳
ここから10マイル(1600km)の距離を泳ぎここに戻って来た事もあるよ
時速30Kmで泳げるよ(陸上ではこんなにのんびりしているけど)
ここに来る理由は、リラックスの為だったり、サメから逃げて来たりと色々とある
よと教えてくれました。
大人のウミガメには天敵がいないと思っていましたがサメが天敵なんですねぇ。
ヒバヒバちゃんはたまに頭を上げて目を開く以外はほとんど動きません。
ボランティアによると、彼女は超リラックス状態。
リラ〜ックス。たまにパッチリおめめになります。
ボランティアの方に、「カメさんはいつまでここにいるんでしょうか?」と聞くと、
「それは分からない。5分で海に戻って行く時もあるし、13時間いる場合もあるし、一晩中いる場合もあります。タートルタイムだから(=カメ時間?)」
と。
「カメさんが海に戻って行くところ見たいねぇ」と、その後もしばらく見ていましたが、まったく動く様子がないので、夕焼けを見るためサンセットビーチに移動する事にしました。
カメハメハ・ハイウェイをしばらく北上。
途中の公園で地元の方に、「サンセットビーチはまだ先ですか?」と尋ねると、
「後4マイル先だよ」と教えてくれました。
夕日がだんだん沈んで来ました。
「やばい、急がなきゃ」と言いつつ、進みます。
途中のビーチの駐車場に一旦車を止め、
「もうここでいいか?」「でも、やっぱりもっと進んでサンセットビーチまで行くか?」と、、まだまだ北上します。
「、、あれれ?行き過ぎみたい。戻ろう。」となり、Uターンして来た道を戻ります。
「後10分で夕日が海に沈んじゃうからもうここで見よう。」とさっき車を止めたところで夕日を見る事にします。
たくさんの人が夕焼けを見ています。
低い崖から真横に伸びてから空に向かって伸びているヤシの木を見つけ、そこで夕日を見る事に。
「綺麗〜。」
無事、綺麗な夕日を見る事が出来ました。
車に戻る途中、木に登って夕日を見ていたカップルに「ここのビーチは有名なビーチですか?」と尋ねると
「とっても有名なサンセットビーチですよ。今日はもう沈んでしまったけど、今度ぜひ夕日を見にきてね」と言われました。
「ぉお〜ここがサンセットビーチだったのか。良かった。」
「さぁ、ワイキキのホテルに帰ろう」と出発したものの、
ウミガメがどうなったか気になってラニアケアビーチに戻ってみることに。
だんだんと暗くなる中、ウミガメは全くその場を動いていません。
ボランティアの方は、ウミガメ毎に担当が決まっていて、ウミガメがビーチに近づいた事が甲羅に取り付けられたGPSから発信されると出動し、いつまでいて、いつ海に戻って行くか分からないウミガメを見守り続けるそうです。
「ウミガメが一晩中ここにいるとしたら、今夜はずっとここにいらっしゃるんですか?」と聞くと
「ウミガメが朝までここにいるのなら一晩中います。フラッシュを焚いて写真を撮ろうとする人や、カメを触ろうとする人からウミガメを守っています。」と、
びっくり!!
「周囲が真っ暗になってしまったら見えなくなってしまいますよね?」と尋ねると
「GPSの信号でウミガメがここにいるのかどうか分かります。」と。
↑ カメさん毎の情報が書かれたファイルも置いてありました。
優しく見守られるハワイのウミガメは幸せ〜。
レンタカーを返す時間が迫って来るのでワイキキのホテルに戻る事にしました。
また次回ハワイに来たら今度は、海から上がって来る様子や海に帰っていく様子が見られるといいな〜。