ランとらコラム

ランニングしたり、絵を描いたり、スポーツ観戦したり、美味しい物食べたり

シアトル旅行⑥〜ロックンロールマラソン後半戦〜

こんにちは、ちいです。

 

シアトル旅行⑥

ロックンロールマラソン(ハーフの部)後半戦。

 

橋を渡り切ったら、湖に沿って走ります。

途中でトイレ待ち列に並んでいる夫を見つけ、「先に行ってるよ~」と声を掛けます。

 

しばらく走っていると、

夫からLINEで「トイレ待ちの列が長いので、ガスワークパークの公園のトイレまで行く」と連絡がありました。

まぁ、大変(笑)。

 

段々と疲れが見えてきた父に声を掛けながら、ダーッと先に走って行って父が走ってきたところをパシャリ、走り過ぎたところをパシャリと写真を撮ります。

引き続き、父の完全サポーターに徹します。(笑)

 

BROOKSの会社の前に、でっかい“RUN HAPPY”

f:id:chiidax:20190625190817j:image

走るのはしんどいけど、走る事が出来るってホントに幸せな事だな~。健康第一!

と色々な事に感謝。

 

「今、どこら辺?」とLINEで夫からの連絡。

「RUN HAPPYを通過したところだよ」と返すと、

「おぉ。もうそんなところまで(行ってるんだね)。」との返事。

 

フリーモントのかわいらしい橋のたもとを通り、ゴールの後に振舞われるらしいビールのアーチをくぐり進みます。

f:id:chiidax:20190625190847j:image

↑黄色いウェアで頑張って走る父

 

グーグルの敷地内に入ったところで、夫が後ろから猛ダッシュで追いついてきました。

 f:id:chiidax:20190625190916j:image

疲れが出てきたので、気分転換を兼ねて持ってきたチョコレートを少しつつ食べながら走ります。

グリコのLIBERA、手で溶けにくくて、小粒で、とっても食べやすいです。

気分転換から食べ始めたチョコ、最初は1マイル進む間に1粒パクリだったのが、1マイル進む間に3粒くらいパクパク食べるように。

気分転換とかはもう関係なく、単なる食いしん坊の遠足状態。

(#^.^#)

ちなみにキロメートル表示は5Km毎(?)しかなく、1マイル毎の表示がある度に頭の中で1.6を掛けてキロメートルに換算します。

10マイルを超えると、疲れた頭に2桁×2桁の計算が効く~。(笑)

 

10マイルの表示から少し進んだところで和太鼓の応援

f:id:chiidax:20190625190941j:image

日本のレースでもうれしい和太鼓の応援ですが、アメリカでの和太鼓の応援は特別嬉しい。

 

ここで、1マイルで400フィートも上る急坂がドーン!

f:id:chiidax:20190625190955j:image

「1フィートっていったい何メートルやねん!」と思いつつ、とにかく急な坂を上って行きます。

「アメージング ジョブ」と沿道の少年が応援してくれます。

グッジョブを超えました。 (笑)

脚を上げても全然進まず、周りの人も皆歩いているので、大股で歩いて上る事にしました。

ここからはもうレースではなくホントに遠足。

 

坂の途中に建つ素敵な家々の窓や、ベランダ、玄関先から応援してくれる人に励まされ上って行きます。

ロックな曲をかけて踊りながら応援してくれる人も。

どうにかこうにか上り、もう少しかな?と思ったところで、

「坂の半分まで来たよ。」という看板を持った人がいて、「えーーー、まだ半分?」と言うと「いえいえ、ホントは後もうちょっとだよ。」という謎な励まし。

 

やっとこさで上り切ると、またちょっと元気が復活。

f:id:chiidax:20190625194458j:image

↑坂を上り切って嬉しい私の後ろ姿(笑)

病院の先生たちが沿道に出て応援してくれています。

嬉しいな。

 

そして急に視界が開けた。

\(^o^)/

丘の上から、シアトルの街とスペースニードル、マウントレーニア

思わず、立ち止まって記念撮影。

なるほど〜。

この景色を見るために急坂を登って来たんだな。

f:id:chiidax:20190625191331j:image

ここからは。丘の上から見たスペースニードルがあるゴールまでどんどん下って行きます。

コースの両側に、「これって個人宅なの?」と思うようなでっかいお屋敷が建ち並んでいます。

上りもしんどかったけれど、ここに来ての下りは辛い。

「ちいは、左膝が痛いんだけど、パパはどっちの膝が痛い?」と聞くと、

「両方」と言う答えが返ってきたところで、下り坂が更に急になり、もう走れません。

(>_<)

「これ、トップランナーは走って下りたんやろか?ちょっとでもすべったり、つまずいたら転がり落ちて大事故やろ」と言いながら、ゆっくり下ります。

今では夢も標準語で見るようになった私ですが、びっくりしたりすると関西弁に切り替わります。(笑)

 

坂を下り切ったところで、スペースニードルが目の前に見え、どんどん大きくなって来ました。

f:id:chiidax:20190625191659j:image

「オールモスト ゼア(ゴールは近いよ)」と言う沿道の応援にまたまた嬉しくなります。

右手に見えるスペースニードルが更が近づいてきたところで、コースが左に曲がります。

「あれれ、ゴールから離れちゃうよっ」とコースを警備しているポリスマンにゼスチャで訴えると、笑いながら「は~い、こっち(左)に曲がって、頑張って、グッジョブ!」と返してくれました。

 

そこからほどなく13マイルの表示が見つかり、

f:id:chiidax:20190625191959j:image

父と夫に「来たね、来たね。」「頑張った。頑張った。」と称えあいながら、ゴールまで一直線に進み、

 

ゴール \(^o^)/

 

嬉しがりすぎて、父がゴールするところを写真に収めるのを忘れました。

 

感想メダルを受け取り、もらったバナナやプロテインやフルーツゼリーなどを食べます。

う~ん。達成感あり!

ロックを聴きながらしばし休憩。

f:id:chiidax:20190625191719j:image

うーん、脚が痛い。

f:id:chiidax:20190625191735j:image

 

父と夫は、ビールをもらって飲んでいます。

ラソンレースでビールが配られるなんて日本では聞いたことがありません。

 

数日前、「もしあなたが99歳でも年齢確認が出来る書類がないとビールはもらえません」と言うメールが事務局から来ていたので、父はパスポート、夫は国際免許を持って走りました。

「どんだけビールが飲みたいねん (笑) 」

f:id:chiidax:20190625194154j:image

シアトル ロックンロールマラソン、コースは想像以上にタフでしたが、フレンドリーでホスピタリティに溢れたとってもいいレースでした。

f:id:chiidax:20190625194205j:image

 

〈おまけ〉

シアトルでは、複数人が乗っている車だけが走れるレーンがあり、そのレーンは空いている上に、他のレーンより制限速度が速かったりもします。

f:id:chiidax:20190625195549j:image

旅行中は常にこのレーンが使えたので、渋滞にハマることも少なかったです。

^_^

 

これにてシアトル旅行、おしまい。おしまい。